デビットカードで分割払いはできるのか詳しく解説

デビットカードはクレジットカードと同じくキャッシュレスで買い物などの支払ができるカードです。そしてこのデビットカードを使ってクレジットカードと同じように分割払いしたいと考える人も少なくありません。

しかし、残念ながらデビットカードではクレジットカードのように分割払いで商品やサービスを購入することはできないのです。

というのもデビットカードは基本的に登録している口座内の預金から即時引き落としという形を取っているため何かを購入する時には結果として一括払いとなってしまうからです。

ただ、例外としてスマホや携帯電話の支払いにおいてはデビットカードで毎月電話料金や携帯電話の本体の料金を支払っていくということは可能なケースがあります。

なぜならスマホや携帯電話の料金というのは本体の料金を分割で支払いますが、基本的には通話料と合わせて毎月計算された上で引き落としされるようになっているためです。

しかし、近年流行ってきている格安スマホでは機種代を分割で支払うことができないというケースが多いためデビットカードを使用したいという場合には注意が必要でしょう。

また、スマホなどの毎月支払う形を取るサービスを利用したい場合、今解説したようにデビットカードでも支払うことができます。

しかし、すべての種類のデビットカードで利用できるというわけではなく、基本的には限られた種類のデビットカードでしか支払うことができないので注意が必要です。

なぜ毎月支払う形のサービスで利用できるデビットカードの数が少ないのかというとクレジットカードと違って引き落としの当日に銀行口座に十分な預金残高が無いと料金の回収ができないというリスクが業者側にあるからです。

では具体的にどのようなデビットカードであれば上記のようなサービスの支払ができるのかというと、代表的なデビットカードとしては4つのものが挙げられます。

その4つのデビットカードとはスルガ銀行のVISAデビット、楽天銀行の楽天銀行ベーシックデビットカード、三菱UFJ銀行の三菱UFJ VISAデビット、そして、ジャパンネット銀行のJNB Visaデビットカードです。

これらのデビットカードであれば携帯料金や毎月支払う必要があるサービスを利用できることが多いので、クレジットカードでの支払いができないというような方などはこれらのデビットカードを利用してみると良いでしょう。

ちなみにデビットカードを使用して携帯料金の分割払いをしていくのであれば、必ず守らなければいけない注意点が2つあります。

1つ目の注意点は支払日までに登録してある口座内に十分な預金残高があるか確認しておくことです。もし毎月の支払日にデビットカードの引き落とし先となっている口座に十分な残高がなければ、まず利用しているサービスなどが停止される可能性が出てきます。

それに加えて、デビットカードそのものの利用に制限がかかることもあるのです。もしそうなるとサービス利用の開始まで時間がかかってしまったりします。

そのようなことをを防ぐためにも支払日までには必ず残高を確認しておき、足りなければ支払日の前日までに補充しておくようにしてください。

そして2つ目の注意点は対面での契約ではなく、ネットを通して購入や契約をすることです。

携帯電話などを含むサービスは実際の店舗に訪れて契約をすることは当然出来ますが、実はデビットカードでそのサービスの分割分の支払いをしようとすると店舗のカードリーダーが認識せずに支払ができないというようなケースがあるのです。そのためできればサービス等は店舗ではなくインターネットを通して申し込み購入することをお勧めします。

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